おお‐きみ【大君】
1 天皇に対する敬称。 2 親王・諸王、また皇女・女王に対する敬称。 3 「親王(みこ)」と区別して、諸王の敬称。 4 主君の敬称。 5 (「大王」と書く)「だいおう」に同じ。
かい‐りゅうおう【海竜王】
海中にすむという竜王。竜神。
か‐おう【花王】
花の中で最も美しいもの。ボタンをいう。〈日葡〉
かく‐おう【覚王】
仏陀(ぶっだ)を敬っていう語。覚帝(かくたい)。
がんくつおう【巌窟王】
黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻訳小説。原作はデュマの「モンテクリスト伯」。明治34年(1901)から明治35年(1902)にかけて発表。
き‐おう【棋王】
将棋の八大タイトルの一。棋王戦の勝者がタイトルを手にする。
きげき‐おう【喜劇王】
特にすぐれた喜劇俳優。チャップリン・ロイド・キートンが三大喜劇王とよばれる。
きょう‐おう【経王】
経典中、最もすぐれて貴いもの。一般に、法華経(ほけきょう)・大般若経(だいはんにゃきょう)など。
きん‐おう【勤王/勤皇】
⇒きんのう(勤王)
きん‐のう【勤王/勤皇】
《「きんおう」の連声(れんじょう)》天子のために忠義を尽くすこと。特に江戸末期、佐幕派に対し、天皇親政を実現しようとした思潮。また、その政治運動。尊王。「—の志士」