おおすみ【大隅】
旧国名の一。現在の鹿児島県東部と種子(たねが)島・屋久島などの大隅諸島にあたる。隅州(ぐうしゅう)。
おおたに【大谷】
京都市東山の古地名。現在の知恩院の辺り。本願寺の発祥地。
おおとも‐の【大伴の】
[枕]大伴(現在の大阪辺りをさす地名)にある港「御津(みつ)」と同音の「見つ」にかかる。「—見つとは言はじ」〈万・五六五〉
おおはらの‐じんじゃ【大原野神社】
京都市西京区にある神社。祭神は建御賀豆智命(たけみかずちのみこと)・伊波比主命(いわいぬしのみこと)・天之子八根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめのかみ)。古くは2月と11月に行われた大原...
おおむた【大牟田】
福岡県南西部、有明海に面する市。三池炭田を背景に発展し、石炭関連工業で繁栄。現在は重化学工業が盛ん。人口12.4万(2010)。
おおもり【大森】
東京都大田区東部の地名。東京湾岸は浅草海苔(のり)の産地であったが、現在は埋め立て地。もと東京市の区名。
おおわだ‐の‐とまり【大輪田の泊】
現在の神戸港内にあった古代の港。行基(ぎょうき)の築造と伝えられ、平清盛が修築して要港となった。中世以降、兵庫島・兵庫津と称された。
おかざき‐へいや【岡崎平野】
愛知県中央南部に広がる平野。矢作(やはぎ)川・境川流域の低地と周囲の台地からなる。かつては穀倉地帯だったが、現在は都市化が進み自動車工業の中心地。西三河平野。西三(せいさん)平野。
おかち‐の‐き【雄勝の柵】
古代、東北経営の拠点としてつくられた城柵(じょうさく)。天平宝字3年(759)完成。所在地については、現在の秋田県湯沢市や雄勝郡羽後町など諸説がある。
おがわ‐どおり【小川通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。現在、通りの北域には茶道の家元邸が立ち並ぶ。全長約3.7キロ。