アサン【Asan】
マリアナ諸島、グアム島西岸の村。主都ハガニアの西約4キロメートルに位置する。太平洋戦争中、米軍が最初に上陸したアサン海岸があり、現在は太平洋戦争国立歴史公園になっている。
あさんか‐ぶつ【亜酸化物】
元素の酸化物のうち、酸化状態が通常の酸化物よりも低いものの通称。亜酸化窒素、亜酸化銅(酸化銅(Ⅰ))などをさすが、正式名称ではないため現在ではあまり使われていない。
あしかが【足利】
栃木県南西部の市。もと宿場町。足利氏発祥の地で、史跡が多い。中世末以来、絹織物の主要産地。現在は繊維工業のほか、機械・化学工業も盛ん。人口15.4万(2010)。
あしかが‐がっこう【足利学校】
足利市昌平町にあった学問所。創設者には諸説がある。室町期に上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興。武士・僧侶・医師に儒書・易書・医書などを講述した。天文〜慶長・元和(1532〜1624)ごろが最盛期...
あしかが‐ぶんこ【足利文庫】
足利学校付属の文庫。上杉憲実らの寄進本を所蔵した。現在、蔵書は足利学校遺跡図書館に引き継がれている。
あしくぼ‐ちゃ【足久保茶/蘆窪茶】
静岡市足久保付近で生産される香りのすぐれた茶。江戸幕府への献上品として有名。現在の本山(もとやま)茶。あしくぼ。
あしや‐がま【蘆屋釜/芦屋釜】
茶の湯の釜で、室町時代を中心に、現在の福岡県北部の芦屋で作られたものの総称。特に、永正(えいしょう)以前のものは古蘆屋とよび、珍重される。
あしゅく‐ぶつ【阿閦仏】
《(梵)Akṣobhyaの音写。瞋(いか)らないの意》東方の阿比羅提国(あひらだいこく)に出現した大日如来のもとで発願・修行して成仏し、現在もその国土で説法しているとされる仏。「阿閦仏国経」2巻...
アシュフォード‐じょう【アシュフォード城】
《Ashford Castle》アイルランド西部の町コングにある城。コリブ湖の北岸に位置する。13世紀の建造。現在は同国有数の高級ホテルとして知られる。アッシュフォード城。
アシラ【Asilah】
モロッコ北部の都市。大西洋に面し、タンジールの南西約30キロメートルに位置する。古代フェニキア人の交易拠点に起源する。15世紀にポルトガル領になり、17世紀末、アラウィー朝のムーレイ=イスマイル...