こい‐の‐やみ【恋の闇】
恋のために理性を失っている状態をたとえていう語。恋の闇路(やみじ)。
恋(こい)は思案(しあん)の外(ほか)
恋は常識や理性では割り切れないものだ。恋は心の外。
恋(こい)は盲目(もうもく)
《Love is blind》恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。
恋(こい)は闇(やみ)
恋は人の理性を失わせるということのたとえ。また、恋の逢瀬(おうせ)には暗闇が好都合の意にも用いる。「—といふ事を知らずや」〈浮・一代男・一〉
こころ【心】
1 人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう。精神。心情。「—の豊かな人」「—に浮かぶ思い」「—と—の触れ合い」「—を痛める」「—の晴れる時も...
こてん‐しゅぎ【古典主義】
古代ギリシャ・ローマの作品を規範とし、理性・調和・形式美を追究する芸術思潮。文学では17、8世紀にフランスのラシーヌ・モリエール、ドイツのゲーテ・シラーらによって展開された。美術では、ルネサンス...
こん【混】
[音]コン(呉)(漢) [訓]まじる まざる まぜる こむ [学習漢字]5年 1 まじりあう。「混血・混合・混雑・混沌(こんとん)・混迷・混用・混乱」 2 (「昏」の代用字)道理に暗い。理性が働...
ごう【業】
《(梵)karmanの訳》 1 仏語。人間の身・口・意によって行われる善悪の行為。 2 前世の善悪の行為によって現世で受ける報い。「—が深い」「—をさらす」「—を滅する」 3 理性によって制御で...
ごうり‐しゅぎ【合理主義】
1 物事の処理を理性的に割り切って考え、合理的に生活しようとする態度。 2 哲学で、感覚を介した経験に由来する認識に信をおかず、生得的・明証的な原理から導き出された理性的認識だけを真の認識とする...
ご‐せい【悟性】
1 物事を判断・理解する思考力。知性。 2 カント哲学で、理性・感性から区別され、感性的所与を総合的に統一して概念を構成し、対象を認識する能力。 3 ヘーゲル哲学で、弁証法的な具体的思考の能力で...