目(め)から鱗(うろこ)が落(お)・ちる
《新約聖書「使徒行伝」第9章から》何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解できるようになるたとえ。 [補説]文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い...
め‐くら【盲/瞽】
1 視力を失っていること。盲目。 2 文字を理解できないこと。 3 物事の筋道や本質をわきまえないこと。
めくら‐ごよみ【盲暦】
文字を理解できない人のために絵や記号で表した暦。近世、南部藩などで行われた。絵暦。座頭暦。南部暦。
もじ‐づら【文字面】
1 文字の書き方や並び方から受ける感じ。 2 文字で示された表面だけの意味。「—だけ追って真意が理解できていない」
もの‐ごころ【物心】
世の中の物事や人間の感情などについて理解できる心。分別。「—が付く」
もの‐わかり【物分(か)り】
物事を理解すること。また、その能力・程度。「—が早い」「—のいい人」
やく‐ちゅう【訳注/訳註】
1 翻訳と注釈。 2 翻訳文をよりよく理解するために翻訳者がつける注釈。→原注
やさ‐おとこ【優男】
1 姿かたちが上品ですらりとしている男。また、性質のやさしい男。 2 風流・芸術を理解する男。風雅な男。みやびお。「名歌仕って御感にあづかるほどの—に」〈平家・一〉
やさし・い【易しい】
[形][文]やさ・し[シク]《「優しい」と同語源》 1 理解や習得がしやすい。単純でわかりやすい。平易である。「—・い本」「—・くかみくだいて話す」⇔難しい。 2 解決や実現がたやすい。面倒なこ...
有知(ゆうち)無知(むち)三十里(さんじゅうり)
《「世説新語」捷悟から》知恵のある者とない者との差がはなはだしいことのたとえ。魏の曹操と楊修が曹娥の碑のそばを通ったとき、碑文の意味を、楊修はすぐ理解したが、曹操は30里行った後にやっとわかった...