かそくど‐げんり【加速度原理】
投資水準決定に関する経済理論。資本設備と国民所得との間に一定の比率関係が存在すると想定し、消費の増加が資本財に対する需要を呼び起こす波及関係を説明する。1917年にJ=M=クラークによって体系化...
かち‐ろん【価値論】
1 価値の本質、価値と事実との関係、価値判断の妥当性などについて哲学的に考察する学問。狭義には、19世紀後半からドイツに興った新カント学派の価値哲学をさす。 2 経済学で、商品の価値の本質・形成...
かなざわ‐しょうざぶろう【金沢庄三郎】
[1872〜1967]言語学者。大阪の生まれ。比較言語学理論を導入し、日本語朝鮮語同系論を唱えた。著「日韓両国語同系論」「日本文法新論」、編著「広辞林」。
かみのくに【神の国】
《原題、(ラテン)De civitate Dei》宗教書。22巻。アウグスティヌスの主著。413年着手、426年に完成。異教からの攻撃に対し、護教的立場から書かれたキリスト教の教理論。神国論。
カルマン‐うず【カルマン渦】
流体中で柱状の物体を適当な速度で動かしたとき、物体の左右両側に発生する、交互に反対回りの渦の列。米国の航空学者Theodore von Karmanが理論的に解明。
か‐ろん【歌論】
和歌の本質・美的理念・歌風・詠作手法などに関する理論や評論。「—書」
かんけい‐がく【関係学】
ドイツの社会学者ウィーゼの理論で、社会学の対象を絶えず生起する社会関係に限定しようとする主張。ジンメルなどと共に形式社会学に属する。
かんご‐がく【看護学】
看護の実際と理論を研究する学問。
勘定(かんじょう)合(あ)って銭(ぜに)足(た)らず
帳簿の計算は合うが現金が足りない。理論と実際とが一致しないたとえ。算用合って銭足らず。
かんせい‐ろん【感性論】
《(ドイツ)Ästhetik》本来、感性的認識についての理論をさしたが、転じて美学を意味する。