フロギストン‐せつ【フロギストン説】
《phlogistonは、ギリシャ語の炎の意から》物が燃えるのはフロギストンとよぶ元素が放出されるためという、18世紀の誤った燃焼理論。G=E=シュタールが提唱、のちA=L=ラボアジェによって否...
フロンティアきどう‐りろん【フロンティア軌道理論】
⇒フロンティア電子理論
フロンティアでんし‐りろん【フロンティア電子理論】
化学反応を統一的に説明する理論。分子中に広がる電子軌道のうち、電子が詰まりエネルギーが最高の軌道と、電子が空でエネルギーが最低の軌道とによって化学反応が支配されるというもの。福井謙一が昭和27年...
フロンティアでんし‐ろん【フロンティア電子論】
⇒フロンティア電子理論
ぶっかすいじゅん‐の‐ざいせいりろん【物価水準の財政理論】
物価の変動は財政政策による現象であり、金融政策による通貨供給量の変動は物価水準に影響を与えない、とする理論。米国の経済学者クリストファー=シムズらが提唱。FTPL(fiscal theory o...
ぶっ‐しつ【物質】
1 もの。品物。生命や精神に対立する存在としての物。「—の世界」 2 物理学で、物体を形づくり、任意に変化させることのできない性質をもつ存在。空間の一部を占め、有限の質量をもつもの。素粒子の集ま...
ぶっしつこうぞうかがく‐けんきゅうじょ【物質構造科学研究所】
高エネルギー加速器による物質の構造・機能に関する実験的研究やこれに関連する理論的研究を行う大学共同利用機関。高エネルギー加速器研究機構に所属。平成9年(1997)設立。茨城県つくば市に所在。物構...
ぶつり‐かがく【物理化学】
物理学の理論や実験方法などによって、物質の構造や化学的性質・変化などを解明しようとする化学の一分野。理論化学。
ブラウン‐うんどう【ブラウン運動】
気体や液体中の微粒子の不規則な運動。周囲の熱運動をする分子の衝突が不均一なために起こる現象で、R=ブラウンが水中での花粉の運動から発見。のちアインシュタインとランジュバンにより理論化された。
ブラックショールズ‐の‐ほうていしき【ブラックショールズの方程式】
デリバティブのオプション取引における、オプション料の価格付けの算定に用いられる計算式。1973年、米国のフィッシャー=ブラックとマイロン=ショールズが、日本の数学者伊藤清による確率微分方程式の理...