琴(こと)の緒(お)絶(た)・ゆ
《中国の春秋時代、琴の名人伯牙(はくが)が、友人の鍾子期(しょうしき)が死んだとき、もはや自分の琴を理解する者がいないと言って琴の緒を絶ち、生涯琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》...
こと‐の‐くみ【琴の組/箏の組】
箏(こと)の組歌。「—などは上代のままにて」〈鶉衣・音曲説〉
こと‐ひき【琴引】
シマイサキ科の海水魚。全長約25センチ。体は細長く、淡青色で、体側に3本の灰黒色の縦帯がある。浮き袋の伸縮によって音を出す。本州中部以南の沿岸魚。食用。やがたいさき。
こと‐ひき【琴弾き】
琴を弾くこと。また、弾く人。
ことひき‐こうえん【琴弾公園】
香川県観音寺市にある県立公園。瀬戸内海国立公園の一部で、標高58メートルの琴弾山と瀬戸内海に面する有明浜からなる。有明浜にある銭形(ぜにがた)とよばれる巨大な砂絵は、寛永通宝を砂で形づくったもの...
ことひき‐はま【琴引浜】
京都府京丹後市にある砂浜。若狭湾国定公園に含まれる。全長1.8キロメートル。砂を踏んで歩くと音を立てる「鳴き砂」で有名。国指定の天然記念物・名勝。
ことひら【琴平】
香川県西部、仲多度(なかたど)郡の地名。金刀比羅(ことひら)宮の鳥居前町として発達。
ことひら‐ちょう【琴平町】
⇒琴平
ことひら‐やま【琴平山】
香川県西部、琴平町にある山。標高521メートル。中腹に金刀比羅宮がある。象頭山(ぞうずさん)。