あま‐どころ【甘野老】
キジカクシ科の多年草。山野に生え、高さ40〜70センチ。茎を斜めに出し、長楕円形の葉を互生する。初夏、緑白色で筒形の花を下向きにつける。根茎はトコロに似て甘みがある。萎蕤(いずい)。鳴子蘭(なる...
あま‐にゅう【甘にゅう】
セリ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ2〜3メートル。葉は三つに裂けていて、それぞれは卵状三角形をしている。夏、多数の白い小花が集まって咲く。茎に甘みがある。
あま‐も【甘藻】
アマモ科の多年草。砂の多い浅い海底に群生。根茎に甘みがある。茎は扁平で枝が分かれ、淡緑色。葉は線形で長さ0.5〜1メートル。初夏、へら状のさやの中に雄花と雌花が交互に並んでつく。葯(やく)は黄色...
いせいか‐とう【異性化糖】
ぶどう糖を異性化酵素によって部分的に果糖に変えたもの。ぶどう糖よりも甘みが強く、菓子などに使用。
うま‐くち【甘口】
1 酒・味噌・醤油などで、甘みが勝っていること。また、そのもの。あまくち。 2 人の心をとらえる巧みな言葉。巧言(こうげん)。「勧誘員の—に乗せられる」 3 見かけの有利な仕事。
エチレン‐グリコール【ethylene glycol】
二価アルコールの一。無色で粘りけと甘みのある液体。合成繊維・合成樹脂の原料、自動車の不凍液に使用。化学式(CH2OH)2 単にグリコールともいう。→グリコール
エリキシル【elixirs】
甘みと芳香をもち、エタノールを含む澄明な内用液剤。飲みやすくした水薬。
えんか‐すいぎん【塩化水銀】
1 塩化水銀(Ⅰ)。硫酸水銀(Ⅱ)あるいは塩化ナトリウムと水銀との混合物を熱すると生じる白色の結晶。多少甘みがある。標準電極などに使用。化学式Hg2Cl2 カロメル。甘汞(かんこう)。塩化第一水...
エード【ade】
果汁を薄めて甘みを加えた飲み物。「オレンジ—」「グレープ—」
おおさか‐ずし【大阪鮨】
関西風の、甘みを利かせた鮨飯でつくった鮨。巻き鮨・箱鮨(押し鮨)・バッテラなど。