あまやか・す【甘やかす】
[動サ五(四)]子供などを厳しくしつけないで、わがままにさせておく。「末っ子を—・して育てる」
あま・ゆ【甘ゆ】
[動ヤ下二]「あまえる」の文語形。
あま‐より【甘縒り】
糸などの縒りがよくかかっていないこと。また、その糸。
あまん・じる【甘んじる】
[動ザ上一]「あまんずる」(サ変)の上一段化。「薄給に—・じる」
あまん・ずる【甘んずる】
[動サ変][文]あまん・ず[サ変]《「あまみす」の音変化》 1 与えられたものをそのまま受け入れる。しかたがないと思ってがまんする。「清貧に—・ずる」「—・じて罰を受け入れる」 2 満足する。た...
うま【甘/味】
《形容詞「うまし」の語幹》名詞に付いて複合語を作る。 1 味がよい、うまい意を表す。「—酒」「—飯(いい)」 2 貴い意を表す。「—人」 3 眠りの度合いの深い意を表す。「—寝(い)」
うま・い【旨い/甘い】
[形][文]うま・し[ク] 1 (「美味い」とも書く)食物などの味がよい。おいしい。「—・い酒」「山の空気が—・い」⇔まずい。 2 物事の運びが自分の望むとおりである。都合がよい。好ましい。「—...
うま‐いい【甘飯/味飯】
味のよいめし。「—を水に醸(か)みなし」〈万・三八一〇〉
うまい汁(しる)を吸(す)・う
自分は苦労をせずに、自分の地位や他人を利用して多くの利益を得る。
うま‐くち【甘口】
1 酒・味噌・醤油などで、甘みが勝っていること。また、そのもの。あまくち。 2 人の心をとらえる巧みな言葉。巧言(こうげん)。「勧誘員の—に乗せられる」 3 見かけの有利な仕事。