ふうど‐しょく【風土色】
風土の違いから、それぞれの土地に生じる特色。「—豊かな郷土料理」
フェルミ‐しゅくたい【フェルミ縮退】
フェルミ粒子の系が最低のエネルギー状態で示す縮退。電子などのフェルミ粒子はパウリの原理により、2個以上の粒子が一つのエネルギーおよびスピンの状態を占めることができない。したがって、その系を構成す...
フェレル‐じゅんかん【フェレル循環】
地球規模の大気大循環の一つ。緯度60度付近の亜寒帯低圧帯で上昇した空気が緯度30度付近まで移動して亜熱帯高圧帯で下降し、再び極方向に向かって循環を形成する。地表付近では地球の自転にともなう西寄り...
フェーリング‐えき【フェーリング液】
糖の検出や定量に用いる試薬。硫酸銅溶液とロッシェル塩・水酸化ナトリウム溶液を混合したもので、糖が還元されて赤色沈殿を生じる。ドイツの化学者フェーリング(Hermann Fehling[1812〜...
フェーリング‐はんのう【フェーリング反応】
フェーリング液が糖類による還元によって赤色沈殿を生じる反応。糖の検出や定量に利用される。
ふか‐せいせいぶつ【付加生成物】
付加反応によって生じる化合物。ある化合物の不飽和結合に別の化合物が付加したものを指す。
ふか‐はんのう【付加反応】
ある化合物に別の化合物が付加した形式の化合物が生じる反応。
ふか‐ぼり【深掘り】
[名](スル) 1 深く掘ること。深く掘れること。「—技術」「川底の—が生じる」 2 深く調べたり考えたりすること。また、深く関係をもつこと。「課題の—」「従来からの顧客を—する」
ふ‐かん【付款/附款】
条件や期限のように、法律行為から生じる効果を制限するために、表意者が特に付加する制限。行政行為についても付されることがある。
ふかんぜん‐ねんしょう【不完全燃焼】
[名](スル) 1 可燃物が、酸素不足のまま燃焼すること。有毒な一酸化炭素などを生じる。 2 (比喩的に)力を完全に出しきれないこと。思うような成果の得られないこと。「試合は—に終わった」