ぶんし‐せつ【分子説】
異種の原子どうしに限らず、同種の原子どうしの結合によっても生じる粒子を想定して分子と名づけ、原子を分子の構成要素とする考え方。原子説の弱点を補い、気体反応の法則を説明するため、1811年にアボガ...
ぶんし‐びょう【分子病】
DNAの塩基配列の変異により、たんぱく質のアミノ酸配列に異常が起きて生じる病気。
ぶんめい‐びょう【文明病】
1 物質文明の発達に伴って生じる病症、また社会的障害。ノイローゼなど。 2 性病の俗称。
プトマイン【(ドイツ)Ptomain】
肉類食品の腐敗によって生じる有毒成分。食中毒の原因物質と考えられていた。屍毒(しどく)。
プラズマ‐じゅうごう【プラズマ重合】
グロー放電などでプラズマ化したガスによって進める重合。通常、重合しにくい有機化合物、有機金属化合物などでも重合反応が生じる。薄膜形成などに利用される。
プラズマ‐ディスプレー【plasma display】
ネオンガスを封入し、放電によって生じるプラズマの発光を利用した、コンピューターなどの表示装置。ちらつきがなく見やすい。
プラネタリー‐は【プラネタリー波】
大気中に生じる地球規模の波。東西方向に大きな波長をもち、中緯度では2〜3波長程度で地球を一周する。ヒマラヤ山脈などの大規模な山脈や、海洋と大陸の温度差によって発生し、偏西風蛇行の要因となる。理論...
プルーム【plume】
《「プリューム」とも》 1 羽毛。 2 タンポポなどの冠毛。 3 もくもくと立ち上る煙・雲。また、水柱。 4 地表の一部が局所的に高温となり、大気中に生じる上昇気流。また、地球のマントルに生じる...
プレスリップ【preslip】
プレート境界地震のような大地震が起こる前に生じると考えられる、震源域付近の断層面のゆっくりとしたすべり現象。昭和19年(1944)の東南海地震では本震の2、3日前に前兆となる地殻変動が観測され、...
プレートきょうかい‐じしん【プレート境界地震】
地球の表面を構成するプレートとプレートの境界面で起こる地震。予想される東海地震はフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込むときに生じるひずみが原因で発生するといわれる。→プレートテク...