プレスリップ【preslip】
プレート境界地震のような大地震が起こる前に生じると考えられる、震源域付近の断層面のゆっくりとしたすべり現象。昭和19年(1944)の東南海地震では本震の2、3日前に前兆となる地殻変動が観測され、...
プレートきょうかい‐じしん【プレート境界地震】
地球の表面を構成するプレートとプレートの境界面で起こる地震。予想される東海地震はフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込むときに生じるひずみが原因で発生するといわれる。→プレートテク...
プレートない‐じしん【プレート内地震】
プレートの沈み込み帯において、プレート内部の断層運動によって生じる地震。→プレート境界地震
プロテオース【proteose】
蛋白質(たんぱくしつ)を加水分解したときに生じるペプチドの総称。培養基として用いる。アルブモース。
プロントジル【(ドイツ)Prontosil】
ドイツの生化学者ドーマクが発見した、細菌に対する初の化学療法剤。この化合物から分解して生じるスルファニルアミドが効力の本質であることがわかり、のちに数々のサルファ剤が発見された。商標名。→サルファ剤
へ【屁】
1 肛門(こうもん)から放出されるガス。飲み込んだ空気や、腸の内容物の発酵で生じる。おなら。「—をひる」 2 値打ちのないもの、つまらぬもののたとえ。「—にもならない」
へい‐か【兵禍】
戦争によって生じるわざわい。戦禍。「春来国内に—絶えず」〈染崎延房・近世紀聞〉
へいさ‐か【閉鎖花】
成熟しても花冠が開かず、自花受粉によって種子を生じる花。スミレ・カタバミなどにみられる。閉花。
へいさせい‐すいいき【閉鎖性水域】
内海・内湾・湖沼など、外部との水の出入りが少なく、閉鎖性が高い水域の総称。栄養塩類の濃度が上がる富栄養化が起こりやすく、水質汚濁が進行しやすい。また、底層に貧酸素水塊が生じる場合がある。半閉鎖水域。
へいさふぜん‐しょう【閉鎖不全症】
心臓弁膜症の分類の一。心臓の弁膜がしっかりと閉じなくなり、心室から心房、あるいは動脈(大動脈・肺動脈)から心室へ血液が逆流する疾患。四つの弁膜(僧帽弁・大動脈弁・三尖弁・肺動脈弁)のいずれかまた...