ろうはい‐ぶつ【老廃物】
体内の物質代謝によって生じる代謝産物、あるいは飲食物が利用されたあと、体内に不要となった物。
ろく‐しょう【緑青】
銅または銅合金の表面に生じる緑色のさび。空気中の水分と二酸化炭素の作用により生じるものは塩基性炭酸銅CuCO3・Cu(OH)2で、古くから緑色顔料として利用。硫黄化合物を含む環境下では、その酸化...
ろく‐よく【六欲/六慾】
仏語。六根によって生じる欲望。異性に対してもつ欲。色欲・形貌(ぎょうみょう)欲・威儀姿態欲・語言音声欲・細滑(肌のなめらかさ)欲・人相欲。
ロスビー‐は【ロスビー波】
地球規模の大気の流体運動において、地球の自転によるコリオリ力が緯度によって異なることで生じる波。南北方向に復元力が発生し、これが波として伝播する。もとは偏西風の蛇行を説明するために、スウェーデン...
ろっかん‐しんけいつう【肋間神経痛】
肋間神経の分布領域に生じる神経痛。侵された神経の高さに沿って帯状に痛む。肋骨や脊椎の病気が原因となるが、原因不明の場合も多い。
ろっこん‐しょうじょう【六根清浄】
仏語。六根から生じる迷いを断って、清らかな身になること。また、霊山に登るときや寒参りなどの際に、六根の不浄を清めるために唱える語。六根浄。
ろんてんせんしゅ‐の‐きょぎ【論点先取の虚偽】
論理学で、論証においてそれ自身証明を必要とする命題を前提として採用するところから生じる虚偽。循環論証の虚偽、先決問題要求の虚偽、不当仮定の虚偽など。
ロンドン‐パープル【London purple】
アニリン色素を製造する過程で生じる紫色粉末。農薬などに用いられる。
ローランド‐こうか【ローランド効果】
帯電または誘電分極した物体を回転させた時に磁界が生じる現象。1878年、米国のヘンリー=ローランドが発見。
わか・れる【分(か)れる】
[動ラ下一][文]わか・る[ラ下二] 1 一つのものが二つ以上になる。べつべつになる。「道が四方に—・れる」「二手に—・れて敵を追う」 2 一つのものがいくつかに区分される。「三章節に—・れる」...