ちゅう‐わ【中和】
[名・形動](スル) 1 性格や感情がかたよらないで穏やかであること。また、そのさま。「一に無偏無党の—ならざるはなし」〈利光鶴松・政党評判記〉 2 性質の異なるものが、互いに融和してそれぞれの...
ちゅうわ‐ねつ【中和熱】
酸と塩基との中和によって発生する反応熱。通常、各1モルずつの反応によって生じる熱量の値で表す。
ちょう【疔】
汗腺または皮脂腺が化膿(かのう)して、皮膚や皮下の結合組織に生じる腫(は)れ物。顔面にできたものを面疔(めんちょう)という。
ちょうき‐じょうとしょとく【長期譲渡所得】
譲渡所得のうち、所有期間が5年以上の資産を譲渡することにより生じる所得をいう。
ちょうこうサイクル‐ひろう【超高サイクル疲労】
金属材料の疲労破壊のうち、疲労限界以下の負荷応力であっても、荷重繰り返し数が1千万回から10億回程度という非常に大きい場合に生じる破壊。ギガサイクル疲労。
ちょうしゅうき‐じしんどう【長周期地震動】
地震で発生する、周期が数秒以上のゆっくりとした長い揺れ。震源から遠くまで伝わり、特に平野部で揺れる。高層ビルなどの大型構造物が共振しやすく、従来の免震構造・制震構造では十分ではない可能性が指摘さ...
ちょうせき‐こてい【潮汐固定】
天体の自転と公転の周期が等しくなること。相手の天体に及ぼす重力が大きい場合、自転に対し潮汐力のトルクが生じることによって、公転する天体のある一方向が主天体に向いたまま力学的に安定した状態になる。...
ちょうせき‐は【潮汐波】
大気圏または海洋に生じる潮汐現象を波と見なしたもの。→大気潮汐
ちょうせき‐まさつ【潮汐摩擦】
潮汐に伴って移動する海水と、海底および陸岸との間で生じる摩擦。これにより地球の自転速度は徐々に遅くなり、1日の長さは100年で約1000分の1秒ずつ長くなっている。
ちょうせき‐りょく【潮汐力】
潮の干満を起こす力。月や太陽の引力による。地球の海洋表面に及ぼす引力が各地点で少しずつ異なるため、海水の移動を生じる。太陽は遠くにあるので、その力は月の約半分。一般的に、大きさを点と見なせない物...