うまれ‐かえ・る【生(ま)れ返る】
[動ラ五(四)]死んだ者が新たな生命を得て、再びこの世に生まれてくる。「仏様のお蔭で先の子が—・ってきたと思いこんで」〈中勘助・銀の匙〉
うまれ‐かわり【生(ま)れ変(わ)り】
別のものに姿を変えて再び生まれてくること。また、そのもの。転生。「天草四郎の—」
うまれ‐かわ・る【生(ま)れ変(わ)る】
[動ラ五(四)] 1 死後、ほかのものになって再び生まれてくる。「鳥に—・りたい」 2 心を入れかえて、性格・行いなどが一変する。「別人のように—・る」
うまれ‐こきょう【生(ま)れ故郷】
生まれた土地。ふるさと。生まれ在所。「—に帰る」
うまれ‐ざいしょ【生(ま)れ在所】
生まれ故郷。
うまれ‐しょう【生まれ性】
《「うまれじょう」とも》生まれながらにもっている性質。生まれつき。「—かとばかりにて声も惜しまず泣きゐたる」〈浄・宵庚申〉
うまれ‐すじょう【生(ま)れ素性】
生まれた家柄。家系。
うまれ‐そだ・つ【生(ま)れ育つ】
[動タ五(四)]そこで生まれて成長する。「中流の家庭に—・つ」「下町で—・った音楽」
うまれ‐ぞこない【生(ま)れ損ない】
人並みでなく、生まれついたこと。また、人をののしっていう場合に使う。
生(う)まれた後(あと)の早(はや)め薬(ぐすり)
子供が生まれたあとで、出産を促す薬を飲むこと。時機後れで役に立たないことのたとえ。