セシウム‐ひゃくさんじゅうしち【セシウム一三七】
セシウムの放射性同位体の一つ。ウランやプルトニウムの核分裂反応などによって生成される。半減期は約30年。ベータ崩壊し、最終的に安定同位体のバリウム137に変化する。化学的性質がカリウムに似ている...
せっかずせつ【雪華図説】
雪の結晶図説集。古河(こが)藩主土井利位(どいとしつら)著。天保4年(1833)正編、同11年続編刊。顕微鏡で観察した合計183の雪の結晶図と、論考「雪の生成の物理」等を収める。
せん【腺】
上皮組織の特殊化したもので、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官。内分泌腺と外分泌腺とがある。
せんざいかくさん‐モデル【潜在拡散モデル】
拡散モデルの一。VAEを利用し、次元圧縮された潜在空間で拡散モデルを実行するもの。これによって、計算量やメモリの消費量が削減され、モデル学習やデータ生成を効率的に行うことができる。
ぜんく‐たい【前駆体】
化学反応などで、ある物質が生成される前の段階にある物質。ビタミンに対するプロビタミンなど。前駆物質。先駆物質。プレカーサー。
そうじょうがんどうりゅうかてっこう‐こうしょう【層状含銅硫化鉄鉱鉱床】
主に黄鉄鉱・磁硫鉄鉱・黄銅鉱などの集合体からなる層状の鉱床。海底火山活動による生成物が、広域変成作用を受けて形成されたものと考えられる。日本では愛媛県の別子銅山が典型で、別子型鉱床ともいう。キー...
そくはつ‐ちゅうせいし【即発中性子】
核分裂直後に放出される高速中性子。エネルギーは2メガ電子ボルト程度。1回の核分裂で、2ないし3個発生する。また不安定な状態にある核分裂生成物からは、β崩壊により遅発中性子が放出される。核分裂で放...
ソリン【tholin】
惑星や衛星の大気中でメタンやエタンなどの単純な有機化合物が紫外線によって共重合を起こし、その結果生成される炭化水素類の総称。すすのような物質で、天体表面を薄く覆う。
ぞうか‐の‐さんじん【造化の三神】
古事記で、天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原(たかまがはら)に出現し、万物生成化育の根源となった三神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(...
ぞう‐けつ【造血】
[名](スル)体内で血液が生成されること。「—機能」