ちはつ‐ちゅうせいし【遅発中性子】
核分裂の後に約0.3秒から80秒遅れて放出される中性子。核分裂直後に即発中性子が放出されたあと、不安定な状態にある核分裂生成物から、β崩壊により放出される。核分裂で放出される中性子のうち、99パ...
ちゅうかん‐はんのう【中間反応】
ある化学反応の生成物が次の反応をおこして別の生成物になるときの、最初と最後以外の反応。→連続反応
ちゅうせいし‐ほかく【中性子捕獲】
原子核に1個または複数個の中性子が吸収されて、より重い原子核になる核反応。捕獲によってγ線(光子)が放出される。恒星内部の核反応で重要な役割を担い、重元素の生成に大きく寄与する。放射性捕獲の一。
ちゅうどく‐しん【中毒疹】
体内で生成されたり、食物や薬剤として体内に入ったりした毒性物質によって、皮膚や粘膜に生じる発疹。
ちょう‐かいぞう【超解像】
《super resolution》テレビなどの画像処理技術の一。デジタル処理によって画素補間を行い、低解像度の画像から高解像度の画像を生成する技術のこと。その仕組みやアルゴリズムはメーカーによ...
チョムスキー【Avram Noam Chomsky】
[1928〜 ]米国の言語学者。アメリカ構造言語学から脱却し、生成文法を提唱。哲学・心理学・コンピューター科学など他の多くの分野にも影響を及ぼす。また、反戦運動や現代アメリカ社会批判によって広く...
チロシン【tyrosine】
アミノ酸の一。たんぱく質に含まれ、たんぱく質特有の呈色反応はこれによる。生体内ではフェニルアラニンから生成され、メラニンやアドレナリンなどの原料となる。
ちん‐でん【沈殿/沈澱】
[名](スル)溶液中にまじっている微小固体が底に沈んでたまること。化学では、溶液中の化学反応で不溶性の生成物ができること。または、溶液中の溶質が飽和に達して固まること。「川底にへどろが—する」
つい‐しょうめつ【対消滅】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子とが合体して消滅し、光子または他の素粒子に転化する現象。粒子対消滅。→対生成
つい‐せいせい【対生成】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子が同時に生成される現象。光子から電子・陽電子対、陽子・反陽子対が生成されるなど。粒子対生成。→対消滅