しん‐み【真味】
そのもののもつ、本当の味わいや趣。「蓋し小説の—を知らざるものなり」〈逍遥・当世書生気質〉
じだい‐ちがい【時代違い】
[名・形動] 1 その時代に合わないこと。また、そのさまや、そのような人。時代おくれ。「—なりといへる批評なるが」〈逍遥・当世書生気質〉 2 年代が合わないこと。時代が違うこと。「かかる美女のあ...
じっ‐けん【実験】
[名](スル) 1 事柄の当否などを確かめるために、実際にやってみること。また、ある理論や仮説で考えられていることが、正しいかどうかなどを実際にためしてみること。「化学の—」「—を繰り返す」「新...
じぶん‐がら【時分柄】
[名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。「定規通り—の口儀などあるべし」〈逍遥・当世書生気質〉 [副]ちょうどその時分にふさわしいさま。時分が時分だから。時節柄。「—...
じゃじゃ‐ば・る【じゃじゃ張る】
[動ラ五(四)]他人の意見を聞き入れないで、だだをこねる。「帰る帰ると—・れども」〈逍遥・当世書生気質〉
じゅん【純】
[形動][文][ナリ]まじりけや偽りのないさま。人柄や気持ちがすなおで、けがれたところがないさま。「—な心」「—な男」 [ト・タル][文][形動タリ]に同じ。「—たる天保(てんぽう)度の人...
じょう‐ろ【女郎】
《「じょろう」の音変化》 1 遊女。おいらん。「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。女性。「—のお子は兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉
すい‐せん【推選】
[名](スル)選んで、ある地位につけること。「人々に—せられて…社長を勤めて」〈逍遥・当世書生気質〉
スピリット【spirit】
1 精神。霊。生気。「フロンティア—」 2 ⇒スピリッツ 3 (Spirit)2003年に打ち上げられた米国の火星探査機マーズエクスプロレーションローバーの無人探査車(ローバー)の一。2004年...
すま・う【争う】
[動ワ五(ハ四)] 1 組み合ってあらそう。相撲をとる。「振り離さんと—・いしかど」〈逍遥・当世書生気質〉 2 負けまいとしてあらそう。反抗する。「相対峙して譲らない二つの心が…—・おうとするの...