しげん‐さいぼう【始原細胞】
植物で、活発に分裂し、特定の分化を示さない細胞。根・茎の生長点や形成層などにみられる。
した‐がり【下刈(り)】
植林した苗木の生長をよくするため、樹木の下の雑草や雑木を刈り取ること。
しゅう‐ひ【周皮】
樹木の幹・枝・根の外周に二次的に形成される組織。コルク層・コルク形成層・コルク皮層から成り、樹木が肥大生長するにつれ、もっとも外側の皮目にあたるコルク層から脱落する。
しゅうみん‐うんどう【就眠運動】
葉や花が昼夜の明暗に合わせて行う周期的な運動。光の強さが刺激となって起こる膨圧運動や生長運動。チューリップの花の開閉、インゲンマメの葉の下垂など。睡眠運動。昼夜運動。
しゅっこん‐そう【宿根草】
冬に地上部は枯れて地下部が休眠状態で越冬し、春に再び生長・開花する多年草。宿草(しゅくそう)。
しゅんか‐しょり【春化処理】
植物の生長期に、低温の時期を与えることによって、花芽の形成を促進する方法。秋まき小麦の種子を低温にさらすと、春にまいても収穫ができる。バーナリゼーション。ヤロビザーチヤ。→ヤロビ農法
しゅん‐ざい【春材】
木材の、春の生長が盛んなときに形成される、組織が粗大で軟弱な部分。早材。⇔秋材。
しょくぶつ‐せいりがく【植物生理学】
植物を対象とする生理学。広く植物にみられる発生・生長・代謝・呼吸などの現象や諸機能を生理学的に研究する学問をいう。
しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】
高等植物の体内で合成され、生理的機能を調節する有機化合物。合成場所から体内を移動し、形態形成や生長を促進または抑制する作用をする。オーキシン・ジベレリン・開花ホルモンなど。また人工的に合成して農...
しんちょう‐せいちょう【伸長生長】
植物の、個々の細胞の伸長による上下軸方向の生長。根・茎の生長点付近が最も盛ん。