せい‐い【生意】
1 いきいきとしたようす。生気。「地は凍り、…万象口を噤(つぐ)みて、殆ど—を見る能わず」〈蘆花・自然と人生〉 2 生長しようとする気力。
せい‐いく【生育】
[名](スル) 1 うまれ育つこと。また、植物が生長すること。「作物が—する」 2 うみ育てること。「—の恩は深くっても」〈露伴・露団々〉
せいえい‐じゅ【精英樹】
その森林の中で生長の度合い、樹の姿、材質などの特にすぐれている樹木。優良林業で品種育成の目標とする。
せい‐じょう【成条】
1 成立した箇条。また、成文の箇条。 2 生長した枝。
せいちょう‐うんどう【生長運動/成長運動】
植物の細胞または器官の不均一な生長によって起こる屈曲運動。刺激の方向に関係する屈性、関係しない傾性などの運動がある。
そく‐じゅ【測樹】
樹木の材積・樹齢・生長量などを測定すること。
そだ・つ【育つ】
[動タ五(四)] 1 生まれた生物が時間がたつにつれてしだいに大きくなり、成熟に向かう。成長する。生長する。「母乳で—・つ」「麦が—・つ」 2 鍛えられ、力を身につけて一人前になる。「若手の投...
そめい‐よしの【染井吉野】
バラ科の落葉高木。エドヒガンとオオシマザクラの雑種といわれる。葉は広い倒卵形。4月ごろ葉より先に、淡紅色から白色となる花が咲く。広く植栽され、木の生長は早いが寿命は短い。名は江戸末期に染井の植木...
たい‐か【帯化】
植物の奇形の一種で、茎・根などが扁平に広がること。生長点の分裂組織の異常によって生じる。ケイトウ・ヤマユリ・エニシダなどの花序ではよくみられる。石化。綴化(てっか)。
たか‐つぎ【高接ぎ】
接ぎ木の一方法。かなりの大きさに生長した木の太い部分に枝を接ぐもの。品種の更新や老木の樹勢をとりもどすのに用いられる。