いくの‐ぎんざん【生野銀山】
兵庫県中央部、朝来(あさご)市にあった銀山。錫(すず)・銅・鉛なども産し、大同2年(807)発見と伝えられる。江戸幕府直轄となり、産出量を誇った。明治以後、三菱金属鉱業の鉱山となり、昭和48年(...
いくの‐く【生野区】
⇒生野
いくの‐の‐へん【生野の変】
文久3年(1863)福岡藩士平野国臣らの尊王攘夷(そんのうじょうい)派が、大和の天誅(てんちゅう)組に呼応して公卿沢宣嘉(さわのぶよし)を擁し、但馬国生野で起こした武装蜂起。近辺の豪農や農民を動...
いくはら‐あきひろ【生原昭宏】
[1937〜1992]野球監督。福岡の生まれ。亜細亜(あじあ)大野球部の監督を務めたのち昭和40年(1965)に渡米し、27年にわたりドジャース球団でさまざまな職種を歴任。日米の野球交流に尽力。...
いく‐ひ【生日】
吉日。よき日。「仏生会、—の日なか」〈泣菫・隠り沼〉
いくひ‐の‐たるひ【生日の足日】
物事が生き生きとして栄え、満ち足りた日。神事・儀式の日を祝っていう。吉日。「八十日日(やそかび)はあれども、今日の—に」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉
いくるひに【生くる日に】
前田夕暮の歌集。大正3年(1914)刊。
いけ‐うお【生け魚/活け魚】
食用のため、生け簀(す)などに生かしておく魚。かつぎょ。いきうお。
いけ‐がき【生(け)垣/生け籬】
丈の低い樹木を植え並べてつくった垣根。
いけ‐こ・む【生け込む】
[動マ五(四)]花や枝などを花器にさして形を整える。「正月用の花を—・む」