たんご‐じま【丹後縞】
丹後地方から産出した縞の絹織物。多くは紬(つむぎ)で、黒か茶色の地に朽葉(くちば)色か萌葱(もえぎ)色で縦縞を表したもの。
たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
丹後地方から産出する縮緬。多くは白生地で、友禅や小紋に染められる。江戸時代、享保(1716〜1736)のころ、絹屋佐平治が西陣の技法を学んで創始したものという。
たんさん‐ストロンチウム【炭酸ストロンチウム】
ストロンチウムの炭酸塩。常温で無色、斜方晶系結晶。天然にストロンチアン石として産出。酸に容易に溶け、二酸化炭素を発生する。フェライト磁石、液晶ディスプレー用のガラス素材、花火などに用いられる。化...
たんさん‐マグネシウム【炭酸マグネシウム】
マグネシウムの炭酸塩。無色の結晶。天然には菱苦土石(りょうくどせき)として産出。強熱すると分解し二酸化炭素を放って酸化マグネシウムになる。歯磨き粉・医薬や耐火物などの原料にする。化学式MgCO3
タンタル‐せき【タンタル石】
鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。黒色で、柱状や板状結晶。斜方晶系。一般に、コルタンという鉱石として産出し、ニオブがタンタルより多いものをコルンブ石、タンタルがニオブより多いも...
たん‐ばん【胆礬】
《「たんぱん」とも》硫酸銅からなる鉱物。青色半透明で光沢がある柱状・板状結晶。三斜晶系。硫化銅鉱床に二次鉱物として産出。吐剤・除虫剤などに用いる。カルカンサイト。
ダイヤモンド【diamond】
《「ダイアモンド」とも》 1 炭素の同素体の一。数ミリから数センチの結晶または破片の形で産出し、ふつう正八面体。純粋なものは無色透明。硬度は最高。宝石のほか、工業用として研磨材・切削工具などに利...
だん‐し【檀紙】
和紙の一。楮(こうぞ)を原料とし、縮緬(ちりめん)状のしわがある上質の和紙。大きさによって大高・中高・小高に分けられ、文書・表具・包装などに用いられる。平安時代には陸奥から良質のものが産出された...
ちちぶ‐あおいし【秩父青石】
秩父地方に産出する青緑色の結晶片岩。主に緑泥片岩で、庭石・石碑などに用いられる。
ちちぶ‐じま【秩父縞】
秩父地方から産出される縞の銘仙(めいせん)地。