うみ‐の‐おん【生みの恩/産みの恩】
自分を生んでくれた親の恩。
生(う)みの恩(おん)より育(そだ)ての恩(おん)
「生みの親より育ての親」に同じ。
うみ‐の‐くるしみ【生みの苦しみ/産みの苦しみ】
1 子を産むときの激しい苦しみ。 2 物事を新しく作り出したり、しはじめたりするときの苦労。
うみ‐の‐こ【生みの子/産みの子】
1 自分の生んだ子。実の子。 2 子孫。「—のいや継ぎ継ぎに見る人の語り次(つぎ)てて」〈万・四四六五〉
うみ‐の‐はは【生みの母/産みの母】
その人を生んだ母。実の母。生母(せいぼ)。
うみ‐ひろ・ぐ【生み広ぐ/産み広ぐ】
[動ガ下二]子を多く産んで、家族の数を増やす。「蜂巣のごとく—・ぐめり」〈宇津保・蔵開中〉
うみ‐びかえ【生み控え/産み控え】
子を持ちたいと考えている夫婦が、経済的負担や仕事への支障などさまざまな理由から、妊娠を見合わせること。
う・む【生む/産む】
[動マ五(四)] 1 胎児や卵を母体から外に出す。出産する。分娩する。「卵を—・む」 2 物事を新たに生じる。新しく作り出す。「利が利を—・む」「名作を—・む」 3 ある事態・判断を生じさせる。...
生(う)んだ子(こ)より抱(だ)いた子(こ)
自分が世話をしなかった実子よりも、小さいときから育てた他人の子のほうがかわいい。生みの子より育ての子。
さん【産】
1 (多く「お産」の形で)子供を産むこと。出産。分娩(ぶんべん)。「お—が軽い」「家内が—の気が付いたようだと」〈二葉亭・出産〉 2 その土地の生まれであること。「彼は大阪の—だ」 3 その土地...