たうち‐うた【田打ち歌】
田打ちのときに歌う民謡。豊作を祈願し、予祝する歌詞が多い。
たうち‐しょうがつ【田打ち正月】
多く正月11日に行う農耕の予祝儀礼。田畑に出て二くわか三くわ耕したあと、松の枝を植えたりして唱え言をする。くわはじめ。《季 新年》
た‐うど【田人】
《「たひと」の音変化》田仕事に従事する人。田子(たご)。「この—どもの歌ふ歌を聞こし召せば」〈栄花・御裳着〉
た‐うなぎ【田鰻】
タウナギ目タウナギ科の淡水魚。体は細長く、粘液に覆われる。胸びれ・腹びれ・うろこがなく蛇のように見える。性転換を行い、幼魚は雌で大形のものは雄。本州各地・マレー半島・東インド諸島に分布。かわへび。
た‐おうぎ【田扇】
三重県伊勢市楠部で、5月下旬の伊勢神宮御田植え祭りに用いるうちわ。これで田をあおいで害虫を追い払うまじないとし、また、家の柱にかけて安産のお守りとする。
たおか【田岡】
姓氏の一。 [補説]「田岡」姓の人物田岡典夫(たおかのりお)田岡嶺雲(たおかれいうん)
た‐おこし【田起(こ)し】
収穫後や稲を植える前の乾いた田の土を掘り起こし、細かく砕く作業。田打ち。
た‐おさ【田長】
1 田の主。農夫の長。 2 《「田長鳥(たおさどり)」または「死出田長(しでのたおさ)」の略》ホトトギスの別名。→死出の田長
たおさ‐どり【田長鳥】
ホトトギスの別名。
た‐がさ【田笠】
田植えなどの際にかぶるかさ。