いでんし‐すりこみ【遺伝子刷(り)込み】
父親または母親に由来する遺伝子が、どちらか一方の親から由来した時にのみ発現する現象。名称は、あたかも遺伝子がどちらの親に由来したかを覚えている(刷り込まれている)ように見えることに由来する。この...
いと‐かわ【イトカワ/糸川】
地球から約3億キロ離れた距離に位置する、太陽系の小惑星。長径約540メートルで、海面に浮かぶラッコのような形。平成17年(2005)に日本の小惑星探査機はやぶさが到達。岩石質の微粒子を採取して帰...
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】
鎌倉後期の絵巻。作者未詳。因幡の国司橘行平が夢のお告げで海中から引き上げた薬師如来像を本尊として因幡堂を創立した由来を描いたもの。
いぬ‐の‐ふぐり【犬の陰嚢】
オオバコ科の二年草。道端や畑に生える。茎の下部は地をはい、長さ約15センチ。葉は卵円形。春、淡紅紫色の小花を開く。実は扁平な球形で、名は実の形に由来。ひょうたんぐさ。天人唐草(てんにんからくさ)...
いぬ‐まき【犬槙】
マキ科の常緑高木。関東以南の山地に自生し、高さは約25メートルに達する。葉は扁平な線形または披針(ひしん)形で、密に互生。雌雄異株。庭園に植栽し、材は建築材などにする。名は、昔、杉をマキとよんだ...
い‐はつ【衣鉢】
1 僧侶が身にまとう三衣(さんえ)(3種の袈裟(けさ))と一つの鉢。えはつ。えはち。 2 禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。また、禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。えはつ。えはち。 ...
イバード‐は【イバード派】
《(アラビア)Ibāḍiyya》イスラム教の一宗派。7世紀末にハワーリジュ派から分かれた一派で、オマーンの主要宗派。ほかにリビア北西部・アルジェリア南部・チュニジア・東アフリカにも少数ながら存在...
い‐ほん【異本】
1 同一原典に由来しながら、伝承の過程で本文の順序や組み立てなどに異同を生じた本。別本。→定本 →流布本(るふぼん) 2 世間にほとんど流布していない珍しい本。珍本。
いやくひんいりょうきき‐そうごうきこう【医薬品医療機器総合機構】
医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害の救済に関する業務、薬機法に基づく医薬品・医療機器などの承認・審査関連業務、およびそれらの安全対策業務を行う非公務員型独立行政法人。平成1...
イライザ‐こうか【ELIZA効果】
コンピューターの動作を無意識のうちに擬人化し、人間と同じふるまいをしていると思い込んでしまう現象。1960年代に開発された初期の自然言語処理対話プログラムELIZAに由来する。エライザ効果。