もうし・でる【申(し)出る】
[動ダ下一]意見や希望などを、自分から言って出る。「参加を—・でる」
もうし‐なお・す【申し直す】
[動サ四]よいようにとりなして申し上げる。「下りはべるほどのいと待ち遠に苦しければにやとぞ—・す」〈枕・二七八〉
もうし‐の・べる【申(し)述べる】
[動バ下一][文]まうしの・ぶ[バ下二]「述べる」の謙譲語。申し上げる。「所信を—・べたいと存じます」
もうし‐ひらき【申(し)開き】
非難を受けたり疑惑をまねいたりした事柄について、そうせざるをえなかった理由や身の潔白を述べること。弁明。釈明。言い開き。「—をする」「—が立たない」
もうし‐ひら・く【申(し)開く】
[動カ五(四)]「言い開く」の謙譲語。申し開きをする。弁明する。「身の潔白を—・こうとした」〈里見弴・多情仏心〉
もうし‐ぶん【申(し)分】
1 不満に思う点。非難すべき点。欠点。「—のない成果」 2 物事を申し立てること。また、その内容。「妙な—ですが」
もうし‐もうし【申し申し】
[感]感動詞「申し」を重ねた語。もしもし。「—と起こしたてまつり」〈浮・一代女・三〉
もうし‐わけ【申(し)訳/申(し)分け】
1 申し開き。言いわけ。弁解。「—が立つ」「—がない」「出席できず—ありません」 2 なんとか形だけつけること。体裁だけであること。「—に並べただけのもの」「—程度の謝礼」
もうしわけ‐な・い【申(し)訳無い】
[形] 1 言い訳のしようがない。弁解の余地がない。相手にわびるときに言う語。「世間に対し—・い気持ちで一杯だ」「不始末をしでかして—・い」 2 相手に無理な依頼ごとをして、すまないという気持ち...
もうし‐わたし【申(し)渡し】
申し渡すこと。また、その内容。「処分の—」