もころ‐お【如己男】
自分と同等の男。自分に匹敵する相手。「—に負けてはあらじと」〈万・一八〇九〉
やく‐おとこ【役男】
「年男(としおとこ)」に同じ。
やさ‐おとこ【優男】
１ 姿かたちが上品ですらりとしている男。また、性質のやさしい男。 ２ 風流・芸術を理解する男。風雅な男。みやびお。「名歌仕って御感にあづかるほどの—に」〈平家・一〉
やせ‐おとこ【痩せ男】
１ やせた男。また、みすぼらしい男。 ２ 能面の一。執念と怨恨(えんこん)とにやつれ果てた男の亡霊を表す。「阿漕(あこぎ)」「善知鳥(うとう)」「藤戸(ふじと)」の後ジテなどに用いる。
やなぎた‐くにお【柳田国男】
［1875〜1962］民俗学者。兵庫の生まれ。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞に入社。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力した。文化勲章受章。著「遠野物語」「石神問答」「民間伝...
やま‐おとこ【山男】
１ 深山に住んでいるといわれる男の妖怪。大男であったり、小童であったり、また、一つ目、1本足などの怪物であったりする。 ２ 山に住み、猟師やきこりなどをして生活している男。 ３ 登山の好きな男。...
やま‐の‐さつお【山の猟男】
山で狩りをする人。かりゅうど。「むささびは木末(こぬれ)求むとあしひきの—にあひにけるかも」〈万・二六七〉
やも‐お【鰥夫／寡男】
妻のいない男。また、妻を失った男。男やもめ。「まだ妻を娶(めと)らず、独身で暮す—に似ず」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
ゆき‐おとこ【雪男】
ヒマラヤなど雪深い山中に住むといわれる人間に似た動物。正体は不明。
よしだ‐まさお【吉田正男】
［1914〜1996］野球選手・評論家。愛知の生まれ。高校野球では中京商業のエースとして甲子園で3連覇。明大では外野手として5度の東京六大学リーグ優勝を果たした。卒業後都市対抗野球で活躍。のちア...
