ギャル‐お【ギャル男】
ファッションに対する関心が高く、髪型や服装の派手な若い男性。ギャルに似た意識をもつ男性ということからの名。→ギャル [補説]2000年ごろからの流行語。
くもきり‐ごにんおとこ【雲霧五人男】
雲霧仁左衛門を首領とする因果小僧六之助・素走り熊五郎・木鼠吉五郎・おさらば伝次の五盗賊。天保期(1830〜1844)の創作で、講釈・歌舞伎などに仕組まれた。
くら‐おとこ【蔵男/倉男】
酒蔵で、酒造りをする男。
げす‐おとこ【下種男】
身分の低い男。下男。げすおのこ。「宵より寒がりわななき居りける—」〈枕・二五〉
げ‐なん【下男】
1 雇われて雑用をする男。下僕。⇔下女。 2 江戸幕府の職名。女中方出入りの用部屋に勤め、雑用をした。
こう‐こう‐はく‐し‐だん【公侯伯子男】
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵のこと。五等爵。
こうしょくいちだいおとこ【好色一代男】
浮世草子。8巻。井原西鶴作。天和2年(1682)刊。主人公世之介の1代54年にわたる好色生活を、年ごとに54章に分けて描く。
こ‐おとこ【小男】
1 からだの小さい男性。⇔大男。 2 年の若い男子。少年。「—に侍りける時、初めて昇殿申させ侍りけるを」〈千載・雑中・詞書〉
屈(こご)み女(おんな)に反(そ)り男(おとこ)
女はやや背を丸くこごめた姿勢、男はやや後ろへそった姿勢にするのが見ばえがよいということ。かがみ女にそり男。
こと‐おとこ【異男】
ほかの男。夫以外の情人である男。他(あだ)し男。「別当が妻、—にかたらはれて、跡を晦(くら)うして失(うせ)ぬ」〈宇治拾遺・三〉