に‐どめ【荷留】
中世、領主が領内の港や関所で、そこを通過する物資の移出入を禁止・制限したこと。
ネクタイ‐どめ【ネクタイ留(め)】
「ネクタイピン」に同じ。
はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
川柳集。167編。呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか編。明和2〜天保11年(1765〜1840)刊。初世柄井川柳以下5世までの撰。万句合(まんくあわせ)から、前句なしでも独立した秀句を集めた...
はな‐どめ【花留(め)】
花材を花器に固定する道具。生花(せいか)では花配りを使い、自由花では剣山・七宝などを用いる。
ぱちん‐どめ【ぱちん留(め)】
しまるときにぱちんと音がする小さな留め金具。また、それを用いた女性用の帯留めや髪飾りなど。ぱっちんどめ。
ピン‐どめ【ピン留(め)】
髪が乱れないように押さえる金具。髪飾りとしても用いる。ヘアピン。ピン。
ふな‐どめ【船留(め)/船止(め)】
船の出入りや往来を禁止すること。「国中を—して詮索あって」〈浮・男色大鑑・一〉
ふほう‐ざんりゅう【不法残留】
⇒オーバーステイ
ふる【布留】
奈良県天理市の地名。石上(いそのかみ)神宮がある。[歌枕]「石上—の神杉神さぶる恋をも我は更にするかも」〈万・二四一七〉
ぶんし‐じょうりゅう【分子蒸留】
高度な真空下で、蒸発面と凝縮面との間隔を、分子の平均自由行程以下となる数センチ程度に接近させて行う特殊な蒸留。熱に不安定な脂溶性ビタミンの濃縮や、可塑剤・界面活性剤など高分子の精製に用いられる。