えき‐ちく【役畜】
農耕や運搬などの労役に用いられる家畜。牛や馬など。
か‐ちく【家畜】
人間の生活に役立たせる目的で飼育される動物。
かん‐ちく【患畜】
病気にかかり、獣医の治療を受けている動物。特に、家畜伝染病予防法において、家畜伝染病(腐蛆病(ふそびょう)を除く)にかかっている家畜をいう。→疑似患畜
き‐ちく【鬼畜】
鬼と畜生。転じて、残酷で、無慈悲な行いをする者。
ぎじ‐かんちく【疑似患畜/擬似患畜】
家畜伝染病予防法において、患畜である疑いがある家畜。牛疫、牛肺疫、口蹄疫、狂犬病、馬鼻疽(ばびそ)、アフリカ豚熱(ASF)の病原体に触れた、または触れた疑いがある家畜をいう。
ご‐ちく【五畜】
5種類の代表的な家畜。鶏・羊・牛・馬・豚の称。
さついというなのかちく【殺意という名の家畜】
河野典生の長編ハードボイルド小説。昭和38年(1963)「宝石」誌に連載、同年刊行。日本推理作家協会賞受賞。
しゃ‐ちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 [補説]小説家の安土敏の造語という。
しゅ‐ちく【種畜】
繁殖用または品種改良のために飼育される家畜。種牛・種馬など。
じゅう‐ちく【獣畜】
野獣と家畜。けだもの。