ふ‐ゆう【浮遊/浮游】
[名](スル) 1 空中や水面に浮かびただようこと。「空気中に—するほこり」 2 行先を定めないで旅をすること。「本朝鼎臣(ていしん)の外相を以て、異国—の来客に見えん事」〈盛衰記・一一〉
ベティさんのにわ【ベティさんの庭】
山本道子の短編小説。異国に嫁いだ日本女性の望郷の念を描く。昭和47年(1972)発表。同年、第68回芥川賞受賞。
ベレニス【(フランス)Bérénice】
ラシーヌによる悲劇。1670年発表。ローマ皇帝チチュスと異国の女王ベレニスの悲恋を描く。
むにねん‐うちはらいれい【無二念打払令】
⇒異国船打払令(いこくせんうちはらいれい)
モリソンごう‐じけん【モリソン号事件】
天保8年(1837)日本人漂流民7名を伴い、通商を求めて来航した米国の商船モリソン(Morrison)号を、幕府が異国船打払令に基づいて砲撃し、退去させた事件。幕府のこの強硬策の危険性を渡辺崋山...
りょう‐め【竜馬】
「りゅうめ(竜馬)1」に同じ。「異国(からくに)の—に等しく、千里の外に轟きたれば」〈滑・膝栗毛・発端〉
ロココ【(フランス)rococo】
18世紀、ルイ15世時代のフランスを中心に欧州で流行した美術様式。バロックに次ぎ新古典主義に先立つもので、室内装飾から建築・絵画・工芸・彫刻に及ぶ。S字状曲線や、異国趣味による優美さ・軽快さ・繊...