そすい‐けつごう【疎水結合】
水に溶けにくい疎水性の分子が、水の分子にはじかれて集合する現象。疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果。
そすい‐こうか【疎水効果】
⇒疎水結合
どぼく‐いさん【土木遺産】
公益社団法人土木学会が年に1回、保存すべき歴史的土木構造物を認定し顕彰する制度。第1回は平成12年(2000)。尾去沢鉱山・安積疎水・御堂筋・関門トンネルなどが認定されている。正称は「土木学会選...
なすの‐が‐はら【那須野ヶ原】
栃木県北部、那珂(なか)川と箒(ほうき)川とに挟まれた扇状地。明治以後、那須疎水が通じて開発が始まり、特に第二次大戦後に開拓農家が多く入植。
ベシクル【vesicle】
水中で親水性と疎水性をもち合わせる両親媒性分子が隙間なく並び、脂質二重層を形成した袋状の自己集合体。生体膜と同じ構造をとる。
ほご‐コロイド【保護コロイド】
疎水コロイドを安定化させるために加える親水コロイド。墨汁に加える膠(にかわ)、インクに加えるアラビアゴムなど。保護膠質(こうしつ)。
ほり‐え【堀江】
掘って水を通した人工の川。疎水。
まく‐ぶんし【膜分子】
生体膜を構成する分子。リン脂質のような、水との親和性が大きい親水基と親和性が小さい疎水基をもち合わせた両親媒性分子からなる。
りゅうどうモザイク‐モデル【流動モザイクモデル】
生体膜の基本構造についての模型の一。リン脂質分子の二重層からなり、親水性の部分を外側に向け、疎水性部分を内側に挟み込むように向い合い、たんぱく質分子がその表面や内部もしくは上下に貫通するようにモ...
りょうしん‐ばいせい【両親媒性】
分子および原子団で、水との親和性が大きい部分(親水基)と親和性が小さい部分(疎水基)の両方をもち合わせていること。