そ‐いん【疎音】
長い間、便りをしないこと。無沙汰(ぶさた)。無音(ぶいん)。そおん。「平素の—、恐縮に存じます」
そ‐おん【疎音】
⇒そいん(疎音)
そ‐う【疎雨】
まばらに降る雨。「颯々たる西風に—を吹き来て」〈菊亭香水・世路日記〉
そ‐えい【疎影】
まばらな影。特に、梅の木の枝がまばらなさまにいうことがある。
そ‐えん【疎遠】
[名・形動]遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。また、そのさま。「平素の—をわびる」「—になる」「—な間柄」
そ‐かい【疎開】
[名](スル) 1 空襲・火災などによる損害を少なくするため、都市などに集中している住民や建物を地方に分散すること。「工場を—する」「学童—」「強制—」 2 戦況によって、前進中の軍隊の距離・間...
そ‐かく【疎隔】
[名](スル)うとくなって、へだたりができること。また、へだたりをつくること。「—が生じる」「ましてや内部生活の—した他人はなおさらの事である」〈寅彦・相対性原理側面観〉
そ‐かつ【疎闊】
[名・形動]久しく会わないこと。親しくないこと。また、そのさま。疎遠。「自然友人の交際も—なるの理なれども」〈織田訳・花柳春話〉
そ‐が【疎画】
あらく描いた絵。筆数の少ない絵。
そ‐がい【疎外】
[名](スル) 1 嫌ってのけものにすること。「新参者を—する」 2 人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想などが、逆に人間を支配するような疎遠な力として現出すること。また、その中での、人...