ぎもん‐だいめいし【疑問代名詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む代名詞。英語のwho, what, whichなど。日本語では、不定称の代名詞の「なに」「どこ」「どれ」「だれ」「どなた」などをいうことがある。
ぎもん‐てん【疑問点】
疑問に思うところ。「—を指摘する」
ぎもん‐ふ【疑問符】
疑問を表す「?」の符号。疑問文の終わりなどに用いる。クエスチョンマーク。インタロゲーションマーク。俗に、はてなマークともいう。→感嘆符
疑問符(ぎもんふ)が付(つ)・く
本当かどうか疑われる。疑問視される。「雪男の実在には—・く」
ぎもん‐ふくし【疑問副詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む副詞。英語のwhen, whyなど。日本語では、「どう」「なぜ」など。
ぎもん‐ぶん【疑問文】
疑問や反語の意を表す形の文。日本語では、ふつう文中に「いつ」「なぜ」「どの」などの語や、疑問を表す助詞を用いる。西欧語では、文末に疑問符「?」を付ける。
ぎ‐ようせい【疑陽性/擬陽性】
検査の結果が陽性と陰性の中間であるもの。
ぎ‐わく【疑惑】
本当かどうか、不正があるのではないかなどと疑いをもつこと。また、その気持ち。疑い。「—の目で見る」「—を招く言動」「—が晴れる」 [補説]書名別項。→疑惑
ぎわく【疑惑】
近松秋江の小説。大正2年(1913)発表。家を出ていった妻を捜し求める男の姿を描く。「別れたる妻に送る手紙」の続編。
ぎわくのよる【疑惑の夜】
飛鳥高の推理小説。昭和33年(1958)刊。