あせ‐も【汗疹】
夏季や発熱時に、汗が十分排出されず、表皮内に残ったときに皮膚にできる小さな赤い丘疹(きゅうしん)。汗瘡(かんそう)。かんしん。あせぼ。《季 夏》「—して娘(こ)は青草のにほひかな/蛇笏」
お‐しん【汚疹】
膿疱(のうほう)や潰瘍(かいよう)などがかさぶた状に固まった状態。
かんさつ‐しん【間擦疹】
発汗と摩擦によって生じる湿疹。夏季に乳児や肥満者の頸部・股間などにみられる。間擦性湿疹。湿爛(しつらん)。
かん‐しん【汗疹】
「あせも」に同じ。
きゅう‐しん【丘疹】
皮膚面から隆起した発疹のうち、待ち針の頭大から豌豆(えんどう)豆大のもの。
コリンせい‐じんましん【コリン性蕁麻疹】
運動・入浴・精神的緊張・感情的興奮などによる発汗や発汗を促す刺激によって誘発されるじんましん。発汗刺激により皮膚の神経終末から分泌されるアセチルコリンが関与していると考えられている。
しっ‐しん【湿疹】
かゆみを伴う、非伝染性の皮膚の炎症の総称。紅斑で始まり、丘疹を形成し、小水疱や膿疱(のうほう)をつくる。
しゅうそ‐しん【臭素疹】
臭素またはその塩類を服用したためにできる暗褐紅色の発疹。
しん【疹】
皮膚に生じるあわ粒ほどの赤い斑点、または吹き出物。発疹。
しん【疹】
[音]シン(呉)(漢) 1 皮膚に吹き出物ができる病気。「風疹・麻疹(ましん)・蕁麻疹(じんましん)」 2 皮膚にできる吹き出物。「汗疹(かんしん)・湿疹・発疹(ほっしん・はつしん)」 [難読]...