だいどうみゃくべん‐へいさふぜんしょう【大動脈弁閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一。左心室が拡張するときに、大動脈弁が完全には閉じなくなり、大動脈から左心室へ血液が逆流する疾患。重症になると心不全を引き起こす。
だいにせんたく‐やく【第二選択薬】
ある疾患に対して、第一選択薬を投与しても改善がみられない場合や、副作用のため治療の継続が困難な場合などに、次に使用される治療薬。
だいりせきこつ‐びょう【大理石骨病】
古い骨を分解・吸収する破骨細胞の機能不全により、骨の内部にある空洞で骨質が増加して緻密になり、全身の骨が硬化する遺伝性の疾患。骨折しやすく、造血障害や神経圧迫症状などを呈する。
ダウン‐しょうこうぐん【ダウン症候群】
《Down's syndrome》染色体の異常により、知能障害と特異な顔貌(がんぼう)を示す疾患。1866年に英国の医師ダウンが報告。蒙古(もうこ)症。ダウン症。
だつ‐かんさ【脱感作】
アレルギー疾患の治療法の一。過敏性の原因となるアレルゲンをごく少量注射し、しだいにその量を増して過敏性を減弱させる方法がとられる。除感作。減感作。→感作
ちいきほうかつしんりょう‐かさん【地域包括診療加算】
診療報酬の項目一つ。高血圧症や糖尿病など複数の慢性疾患をもつ患者に対し、診療所の医師が主治医(かかりつけ医)として継続的に診療を行う場合に、診察の回数に応じて請求できる。平成26年(2014)創...
ちいきほうかつ‐しんりょうりょう【地域包括診療料】
診療報酬の項目一つ。高血圧症や糖尿病など複数の慢性疾患をもつ患者に対し、診療所や中小規模の病院の医師が主治医(かかりつけ医)として継続的に診療を行う場合に、月単位の定額報酬として請求できる。平成...
ちえんがた‐アレルギー【遅延型アレルギー】
体内にアレルゲンとなる原因物質を取り込み、しばらく時間が経過したのちに生じるアレルギー。細胞性免疫に起因し、主にT細胞が関与する。ツベルクリン反応、接触皮膚炎、移植拒絶反応などの疾患が知られる。...
ちめい‐りつ【致命率】
ある疾患の罹患(りかん)者数に対する死亡者数の割合。百分率か千分率で表す。致死率。
ちゅうかく‐しょうじょう【中核症状】
ある疾患の基本的な症状。認知症の場合、記憶障害、見当識障害(時間・季節・場所の感覚、自分の年齢、人間関係がわからなくなる)、理解・判断力の障害、実行機能障害(計画を立てて実行できない、電気製品な...