あく‐しつ【悪疾】
たちが悪くて、治りにくい病気。
い‐しつ【痿疾】
手足などがしびれて感覚を失い、動作が自由にならない病気。しびれやまい。
えんか‐の‐こしつ【煙霞の痼疾】
《「唐書」田遊巌伝から》自然の風景を愛し旅を好む習性。煙霞の癖(へき)。
かん‐しつ【癇疾/疳疾】
神経が過敏になって、ひきつけなどを起こす病気。子供に多い。
がん‐しつ【眼疾】
目の病気。眼病。
ぎゃく‐しつ【瘧疾】
「瘧(おこり)」に同じ。
くち‐ど【口疾】
[名・形動]「口早(くちばや)1」に同じ。「友に会い堅く手握り—に語る」〈啄木・一握の砂〉
こ‐しつ【痼疾】
容易に治らないで、長い間悩まされている病気。持病。「幼時からの—に悩む」
ざん‐しつ【残疾】
律令制で規定された身体障害・疾病者。廃疾・篤疾より程度の軽い病気や故障のある者。一目盲・両耳聾など。正丁の年齢でも老丁と同じに扱われた。
した‐ど【舌疾】
[形動ナリ]早口であるさま。くちばや。「例のいと—にて」〈源・常夏〉