ふた‐ほがみ
語義未詳。布多(栃木県の地名。国府所在地)にいた国守のことか。一説に、腹黒い人とも、神の名ともいう。「—悪しけ人なりあたゆまひ(=急病)我がする時に防人(さきもり)に差す」〈万・四三八二〉
ふたんつき‐いぞう【負担付(き)遺贈】
遺言により遺贈者が受遺者に財産を与える条件として、受遺者に対して一定の義務を課す遺贈。例えば、「病気の妻の面倒をみることを条件に、家を譲る」など。
ふ‐ち【付置/附置】
[名](スル)あるものに付属させて設置すること。「大学に病院を—する」
ふっ‐き【復帰】
[名](スル)もとの位置・状態などに戻ること。「病気が全快して職場に—する」
ふっ‐き・る【吹っ切る】
《「ふききる」の音変化》 [動ラ五(四)] 1 はれものなどの膿(うみ)を出す。「便毒(よこね)を—・って病院で切って貰ったのは」〈魯庵・社会百面相〉 2 心の中のわだかまりやためらいの気持ち...
普通(ふつう)の体(からだ)でな・い
病気や障害をもっている。また、妊娠している。
ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】
特定の病気としてまとめられない漠然としたからだの不調の訴え。頭が重い、疲れやすい、食欲がないなど。
ふどう‐ほう【不動法】
不動明王を本尊として、除病・延命のために行う修法。
父母(ふぼ)疾(やまい)有(あ)らば為(おさ)む可(べ)からずと雖(いえど)も薬(くすり)を下(くだ)さざるの理(り)無(な)し
《「宋史」文天祥伝から》父母の病気がたとえ治る見込みがなくても、薬を飲ませて手当てをするのが子の務めである。滅亡を免れないとわかっていても、最後まで国家のために尽くすのが臣としての義務であるとい...
ふ‐よ【不予】
《「予」はよろこぶ意》 1 心中おもしろくなく思うこと。不快。「子の顔色頗る悪し。或は恐る、—あるに非ずや」〈織田訳・花柳春話〉 2 天子、また貴人・長上の病気。不例。「主上御—の御事と聞こえさ...