ゆとり‐めし【湯取り飯】
米を多めの水で炊き、沸騰したところでざるに上げて水洗いし、再び蒸して作った飯。病人食に用いた。
ユニバーサルデザイン‐フード【universal design food】
高齢・病気などで噛(か)む力や飲み込む力が弱くなった人のために、食べやすく配慮された加工食品。日本介護食品協議会が規格を定め、食品のかたさや粘度に応じて「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌で...
ゆにゅう‐かんせんしょう【輸入感染症】
国内には常在せず、海外から細菌が持ち込まれ、発生する感染症。コレラ・赤痢(せきり)・マラリア・ウイルス性肝炎など。輸入伝染病。
ゆびのほね【指の骨】
高橋弘希の小説。平成26年(2014)、第46回新潮新人賞を受賞したデビュー作。太平洋戦争中のニューギニア戦線の野戦病院を舞台とする戦争小説。戦争を知らない世代による戦争文学として注目を集め、第...
ゆや【熊野/湯谷】
謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花見の宴で、母を案じる熊野の歌をきいた宗盛は哀れを感じて帰国を許す。
箏曲(そ...
よい‐よい
手足がしびれたり、口や舌がもつれたりする病気の俗称。
よう‐あ【養痾】
長い病気の療養をすること。「—に事寄せ何も書かぬ覚悟にて」〈荷風・雨瀟瀟〉
ようあつ‐しつ【陽圧室】
陽圧状態の部屋。外部の空気が室内に流入しないよう、気圧を高くしてある部屋。食品・薬品製造工場や病院などで、室内を清潔に保つために用いられる。
ようかいご‐しゃ【要介護者】
要介護状態にある65歳以上の人。または、政令で定められた特定疾病(末期癌・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症・脳血管疾患・慢性閉塞性肺疾患など)が原因で要介護状態にある40歳以上65歳未満の人。
ようか‐びょう【葉化病】
植物で、花の形成が阻害され、葉のようになってしまう病害。昆虫が媒介する植物病原細菌ファイトプラズマによって引き起こされる。アジサイなどで見られる。