うんどう‐まひ【運動麻痺】
神経や筋の機能が損なわれて、意志的に筋肉を動かせなくなった状態。
がんめん‐しんけいまひ【顔面神経麻痺】
顔面神経の麻痺。脳内の病変による中枢性のものでは顔の下半部に、外傷や耳の疾患などで神経線維が障害されて起こる末梢性のものでは片側に麻痺がみられる。
けいせい‐まひ【痙性麻痺】
筋肉が硬直し手足の運動ができない状態。脳卒中のあとなどに現れる。弛緩性麻痺の反対の状態。
こうつう‐まひ【交通麻痺】
悪天候や事故・混雑などのために、交通の機能が停止状態になること。
しょうに‐まひ【小児麻痺】
小児期に起こり、あとに四肢などの運動障害を残す病気。急性灰白髄炎(ポリオ)と脳性麻痺(脳性小児麻痺)とがあり、特に前者を単に小児麻痺ということも多い。この両者はまったく別の病気である。
しんけい‐まひ【神経麻痺】
運動神経の刺激が末梢へ伝わらなくなり、その支配部位の運動が起こらなくなること。また、感覚神経が障害されたために、その分布部位の感覚がなくなること。
しんこう‐まひ【進行麻痺】
梅毒感染後10年から数十年のち(第4期)に起こる脳疾患。記憶力・判断力が衰え、認知症となり、感情・意思の障害を示す。麻痺性痴呆。脳梅毒。
しんせん‐まひ【振顫麻痺】
⇒パーキンソン病
しんぞう‐まひ【心臓麻痺】
心臓が急に動かなくなること。
すいみん‐まひ【睡眠麻痺】
就寝中に、体が動かせないように感じる現象。レム睡眠中、全身の筋肉は弛緩(しかん)しているのに、脳が半ば覚醒しているために起こる。極度の疲労やストレスなどにより起こるが、ナルコレプシーの症状として...