かさ【瘡】
1 皮膚のできもの、はれもの。また、傷の治りぎわにできるかさぶた。 2 梅毒の俗称。
かさ‐かき【瘡掻き】
できもののできている人。特に、梅毒にかかっている人。かさっかき。
かさ‐け【瘡気】
梅毒の気味。また、梅毒。
かさ‐ぶた【瘡蓋/痂】
傷などの表面に、にじみ出た漿液(しょうえき)・膿(うみ)・血液などが乾いて固まってできる皮。痂皮(かひ)。
瘡(かさ)を掻(か)・く
皮膚病にかかる。特に、梅毒にかかる。「業平(なりひら)の—・かぬも不思議なり」〈柳多留・四〉
くさ【瘡】
皮膚にできる、できもの・ただれなどの総称。特に、乳児の頭や顔にできる湿疹(しっしん)。かさ。
そう【瘡】
[音]ソウ(サウ)(漢) [訓]かさ 1 できもの。かさ。「凍瘡・痘瘡・疱瘡(ほうそう)」 2 切りきず。「瘡痕・瘡瘢(そうはん)」
そうか‐びょう【瘡痂病】
ジャガイモや柑橘類などの葉・茎・果実・塊茎にかさぶた状の病斑が生じる病害の総称。病原はそれぞれ異なり、ジャガイモは放線菌または原生生物のネコブカビ類、柑橘類は子嚢菌類(しのうきんるい)による。
そう‐こん【創痕/瘡痕】
きずのあと。
そう‐どく【瘡毒】
梅毒。かさ。