がん‐そう【雁瘡】
「がんがさ(雁瘡)」に同じ。《季 秋》
きゅう‐そう【灸瘡】
灸をすえたあとにできるかさぶた。
きん‐そう【金創/金瘡】
1 刃物による切り傷。刀傷。「左の股に受けたる—は」〈竜渓・経国美談〉 2 切り傷の治療法。また、その施術者。「とぶらひ来る中に、—の上手あり」〈咄・醒睡笑・一〉
くさ【瘡】
皮膚にできる、できもの・ただれなどの総称。特に、乳児の頭や顔にできる湿疹(しっしん)。かさ。
こうはんせい‐ろうそう【紅斑性狼瘡】
⇒エリテマトーデス
ざ‐そう【痤瘡】
毛根を包んでいる毛嚢(もうのう)に一致して生じた紅色の丘疹(きゅうしん)で、膿疱(のうほう)を形成したもの。尋常性痤瘡(にきび)・酒皶(しゅさ)性痤瘡のほか薬疹として生じるものもある。
しっ‐そう【湿瘡】
⇒疥癬(かいせん)
しっ‐そう【漆瘡】
うるしかぶれ。
しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。
じょく‐そう【褥瘡/蓐瘡】
長い間病床についていたために、骨の突出部の皮膚や皮下組織が圧迫されて壊死(えし)に陥った状態。腰や仙骨部・肩甲骨部・かかと・ひじ・後頭部などに生じやすい。床ずれ。褥傷(じょくしょう)。