かん【癇】
1 ひきつけなどを起こす病気。 2 ちょっとしたことにも興奮し、いらいらする性質・気持ち。疳(かん)。「—が強い」
かん【癇】
[音]カン(漢) 1 ひきつけ。「癲癇(てんかん)」 2 神経質で、怒りやすい気質。「癇癪(かんしゃく)・癇性(かんしょう)・癇癖(かんぺき)」
きゅう‐かん【急癇】
小児の神経病。急に全身痙攣(けいれん)の発作を起こし、それを繰り返して失神する。
きょくざいかんれん‐てんかん【局在関連癲癇】
⇒部分癲癇
し‐かん【子癇】
妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。
ジャクソンがた‐てんかん【ジャクソン型癲癇】
《Jacksonian epilepsy》後天的に起こる症候性癲癇。身体の一部から始まった痙攣(けいれん)が、徐々に全身に広がる。英国の神経学者ジャクソンが初めて記載した。
ぜんぱん‐てんかん【全般癲癇】
癲癇(てんかん)のうち、最初から脳全体に発作が起こるものをいう。全身が痙攣(けいれん)したり、意識が消失したりする。→部分癲癇 →全般発作
てん‐かん【癲癇】
大脳の神経細胞が過剰に活動することによって、発作的な痙攣(けいれん)・意識障害などを反復する状態。遺伝的素因または外傷・腫瘍(しゅよう)などさまざまな原因によって起こる慢性の脳疾患。突然意識を失...
ぶぶん‐てんかん【部分癲癇】
癲癇(てんかん)のうち、脳の一部分から発作が起こるものをいう。体の一部に運動や感覚の異常がみられる。局在関連癲癇。→全般癲癇 →部分発作