しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。
じんじょうせい‐かんせん【尋常性乾癬】
皮膚に銀白色の鱗屑(りんせつ)を伴う乾燥した赤い発疹ができる、炎症性慢性皮膚疾患の一種。一般的に多くみられる乾癬のこと。
そう‐はくせん【爪白癬】
⇒つめはくせん(爪白癬)
つめ‐はくせん【爪白癬】
《医学では「そうはくせん」という》手足の爪の間に白癬菌が侵入して発症する皮膚真菌症。白癬に続いて起こることが多く、爪が白く濁り、厚くなり、ボロボロと崩れる。痛みやかゆみなどの自覚症状はないが、放...
のうほうせい‐かんせん【膿疱性乾癬】
発熱や倦怠感(けんたいかん)を伴い、全身の皮膚が紅潮し、膿疱が多発する、重症の乾癬。入院治療が必要。指定難病の一つ。
はく‐せん【白癬】
白癬菌などの一群の糸状菌の感染によって起こる皮膚病。頭部白癬(しらくも)・体部白癬(たむし)・頑癬(がんせん)(いんきんたむし)・足白癬(みずむし)・手白癬・爪白癬などがある。
ひ‐ぜん【皮癬】
「疥癬(かいせん)」に同じ。