こうこうちゅうきゅうさいぼうしつ‐こうたい【抗好中球細胞質抗体】
自己抗体の一つ。好中球の顆粒に含まれる酵素と結合して好中球を過剰に活性化させ、血管炎を誘発する。ANCA(anti-neutrophil cytoplasmic autoantibody)。→A...
こうご‐のうみんせんそう【甲午農民戦争】
1894年、朝鮮李朝末に起こった東学の信徒を中心とした農民の反乱。鎮圧のため李朝政府は清国に派兵を要請、日本も出兵して乱は鎮圧されたが、日清戦争を誘発する結果を招いた。東学党(とうがくとう)の乱。
こう‐ぞう【香象】
1 密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉。象炉。 2 香気を発する発情期の象。強大な力をもつとされる。「—の浪を踏んで大海を渡らん勢ひの如く」〈太平記・一四〉
こうっ‐と【斯うっと】
[感]《「こうと」の促音添加》すぐに判断しかねて考えるときに発する語。ええと。「郵便ですか。—。来ていました」〈漱石・それから〉
こう‐と【斯うと】
[感]考えがまとまらず迷っているときに発する語。ええと。こうっと。「お前くらいな年紀(とし)で、と、—十六七だな」〈鏡花・葛飾砂子〉
こう‐ねつ【高熱】
非常に高い温度。また、異常に高い体温。「—にうなされる」「—を発する」
こう‐はい【光背】
仏身から発する光明をかたどった、仏像の背後にある飾り。頭部のものを頭光(ずこう)、身体部のものを身光(しんこう)といい、中国・日本ではこの二重円光式を主体とする。さらにその周縁に火焔(かえん)を...
こう‐はつ【後発】
[名](スル) 1 あとから遅れて出発すること。「—した部員が到着する」⇔先発。 2 あとから開発すること。「—のメーカー」⇔先発。
こう‐みょう【光明】
《「こうめい」とも》 1 あかるい光。光輝。 2 あかるい見通し。希望。「前途に—を見いだす」 3 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)の心身から発する光。慈悲や智慧(ちえ)を象徴する。
こうりゅう‐じょう【勾留状】
被告人・被疑者を勾留するために裁判所または裁判官が発する令状。