トンゲレン【Tongeren】
ベルギー東部、リンブルフ州の都市。フランス語名トングル。ガリア戦争中の紀元54年に、ガリアのエブロネス族の長アンビオリクスが、カエサル率いるローマ軍に勝利した地として知られ、マルクト広場にアンビ...
ニサ
《Gadymy Nusaý》トルクメニスタン南西部にある都市遺跡。首都アシガバットの西約15キロメートルに位置する。紀元前3世紀から紀元後3世紀には、パルティア王国の王宮があった旧ニサと、庶民の...
ニップール【Nippur】
西アジア、メソポタミアにあった古代都市。現在のイラク南部、バグダッドの南東約160キロメートルの町ヌファルに位置する。シュメール人の最高神エンリルを祭る宗教都市として発展した。19世紀半ばに発掘...
ニッポノサウルス【(ラテン)Nipponosaurus】
中生代白亜紀後期に生息した、鳥盤類の草食恐竜。昭和9年(1934)、当時日本領だった樺太(からふと)(サハリン)で化石が発掘された。にっぽんりゅう。
ニネベ【Nineveh】
古代アッシリアの都市。現在のイラクの北部、チグリス川を挟んでモスル市の対岸に位置する。前8〜7世紀ごろ首都となり栄えたが、前612年、メディア・バビロニア連合軍に破壊された。19世紀以来発掘され...
ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】
近世以前用いられた竹尺の一。曲尺(かねじゃく)より4厘長い。近江(おうみ)国の伊吹山から発掘された念仏塔婆に刻まれた尺度に拠るところからの称といわれる。
のじり‐こ【野尻湖】
長野県北部、信濃町にある湖。斑尾(まだらお)山による堰(せ)き止め湖。面積4.4平方キロメートル。湖畔に外国人別荘村がある。昭和37年(1962)以来の発掘でナウマンゾウなどの化石が多数出土した。
ハンターワディー‐おうきゅう【ハンターワディー王宮】
《Kanbawzathadi Palace》ミャンマー南部の古都バゴーにある宮殿。16世紀にハンタワディ朝の王バナイナウンが居住した王宮を復元したもの。市街中心部に位置する王宮の発掘現場にあり、...
はんぱ‐いせき【半坡遺跡】
中国陝西省西安市の東にある、仰韶(ぎょうしょう)文化期の集落遺跡。1950年代に発掘され、石器・骨角器・土器などが出土。
バグダッド‐でんち【バグダッド電池】
イラクのバグダッド近郊の遺跡で発掘された、つぼ型の土器。内部は銅製の筒がアスファルトで固定され、筒の中に鉄製の芯が入っている。名称は、電解液として酢や果実のしぼり汁などを用いれば、ガルバーニ電池...