エオルス‐おん【エオルス音】
細い棒に強い空気の流れが当たるときに発生する空気力学的な音。送電線や細い木の枝に風が当たり、電線の背後にカルマン渦が生じて発生する音などが知られる。
えきがく‐ちょうさ【疫学調査】
地域や集団を調査し、病気の原因と考えられる要因と病気の発生の関連性について、統計的に調査すること。例えば、喫煙者と非喫煙者の肺癌(はいがん)発生率を比較することで、喫煙によって肺癌になる危険性が...
えきがくてき‐リンク【疫学的リンク】
感染症の集団感染において、感染源や感染経路を示す、発症者・接触者のつながり。発生初期は、積極的疫学調査により、どこで誰から感染し、誰に感染させた可能性があるか特定できる。感染が拡大し、どこで誰か...
えきじょう‐か【液状化】
[名](スル) 1 地震などの振動によって地盤が液体のような状態になること。液状化現象。「地盤が—する」 2 (比喩的に)活動のよりどころとなる組織の支持力が衰えること。また、社会にさまざまな動...
えき‐ぜい【益税】
消費者が支払った消費税のうち、国庫に納入されず、合法的に事業者の手元に残る部分。事業者免税点制度や簡易課税制度により発生。
えきたい‐ロケット【液体ロケット】
化学ロケットの一種。液体の燃料と酸化剤を燃焼して高温・高圧のガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力を得る。固体ロケットに比べ、推力の調整が容易で正確な誘導制御が可能だが、構造が複雑...
えき‐もれ【液漏れ】
液体がもれること。特に、乾電池の内容物がもれること。 [補説]使い切った乾電池を機器内に放置すると、過放電を起こして水素が発生する。破裂防止のため安全弁が開いて水素を放出するが、その際に電解液も...
エコ‐ガラス
複層ガラスの内側に特殊な金属膜を張ったガラス。断熱効果が高く、冷暖房費の節約、冷暖房から発生する二酸化炭素排出量の削減ができる。商標名。
エスカレーション【escalation】
1 段階的に増大したり、激化したりすること。「戦闘規模の—」 2 業務上の下位者が対応しきれない事態が発生したとき、上位者に報告し、事態の対応を引き継ぐこと。
エス‐シー‐ユー【SCU】
《staging care unit》大規模な災害が発生した際に、傷病者を航空機で被災地外に搬送するための拠点(広域医療搬送拠点)に臨時に設置される医療施設。患者の症状を安定させるための処置や搬...