えちぜん‐くらげ【越前水母】
ビゼンクラゲ科のクラゲ。淡褐色をし、傘は半球形で厚く硬い。直径1メートル、重さ150キロを超すものもある。朝鮮半島南岸や中国沿岸に産し、海流に乗って日本海を北上する。ビゼンクラゲと同様、食用とも...
えちぜんみさきおき‐じしん【越前岬沖地震】
昭和38年(1963)3月27日、福井県沖で発生したマグニチュード6.9の地震。同県敦賀(つるが)市・小浜(おばま)市に被害を及ぼした。
えっきょう‐おせん【越境汚染】
ある国で発生した汚染物質が、風や川の流れに乗って国境を越え、風下や下流の国々の環境を汚染すること。
えっきょう‐たいふう【越境台風】
日本の気象庁の管轄外で発生したハリケーンなどの熱帯低気圧が、東経180度より西へ移動し台風になったもの。
エックス‐せん【X線】
高速の陰極線が陽極に衝突したときに発生する放射線。電磁波のうち、波長は紫外線より短く、γ(ガンマ)線より長いもので、100〜0.01オングストローム程度。透過力が強く、また干渉・回折などの現象を...
エックスせん‐かん【X線管】
X線を発生させるための真空管。陰極と対陰極(陽極)を備えた二極真空管で、電子線を高電圧で加速し、陽極に衝突させるもの。
エックスせん‐じゆうでんしレーザー【X線自由電子レーザー】
自由電子レーザーの一。電子をほぼ光速に加速し、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で電子を蛇行させて放射光を発生・増幅し、X線領域の電磁波を発振するレーザー。ごく短時間に起こる化学反応の観察...
エックスせん‐レーザー【X線レーザー】
波長が0.1〜10ナノメートル程度のX線領域の電磁波を発生するレーザー。高電離イオンのプラズマを用いる方法により3ナノメートル以上のパルスレーザーを発生することができる。1ナノメートル以下のレー...
えづ‐こ【江津湖】
熊本県中部、熊本市内の南東部にある、ひょうたん形をした湖。北側を上江津湖、南側を下江津湖という。面積約0.5平方キロメートル、周囲約6キロメートル。緑川水系の加勢川によって形成された河川膨張湖。...
えど‐じょうるり【江戸浄瑠璃】
江戸で発生し、流行した浄瑠璃の総称。古くは薩摩節(さつまぶし)・金平節(きんぴらぶし)・土佐節・外記節(げきぶし)・永閑節・大薩摩節(おおざつまぶし)・半太夫節、やや遅れて、享保(1716〜17...