ポリシー‐イヤー‐ベーシス【policy year basis】
損害保険の損害率算出の一方法で、保険料合計に対する、発生した保険金の比率。ある年度に引き受けた保険契約の保険料合計で、その契約に対して発生した保険金を除して算出する。引受年度別計算。
ポリポーシス【polyposis】
一定部位の粘膜面に無数のポリープが一面に広がって発生する疾患。消化管、特に大腸粘膜に発生することが多く、血便や腹痛をきたし、癌(がん)化することも少なくない。家族性大腸ポリポーシスは、思春期前後...
マイクロ‐アールエヌエー【micro RNA/mi RNA】
20から25程度の塩基で構成される低分子のリボ核酸(RNA)。遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成を行わない特殊なRNAで、他の遺伝子の発現を調節し、細胞の発生・分化、および癌化(がんか)などに関与...
まく‐でんい【膜電位】
半透膜によって隔てられた溶液の間に発生する電位差。特に、選択透過性のある原形質膜に包まれる細胞の内外での電位差。
マグネトロン【magnetron】
円筒形の陽極の中心軸に陰極を置き、軸方向に強い磁界を加えてマイクロ波を発振させる二極真空管。電子レンジ・レーダーなどに使用。磁電管。 [補説]昭和2年(1927)に日本で強力なマイクロ波を発生さ...
マグマ‐すいじょうきばくはつ【マグマ水蒸気爆発】
マグマが地下水や海水と接触し、大量の水蒸気が急激に発生することによって起こる爆発的噴火。噴出物にマグマに由来する物質が含まれる。マグマ水蒸気噴火。→水蒸気爆発 →マグマ噴火
マグマ‐ふんか【マグマ噴火】
マグマが火口から噴出する現象。溶岩流・火砕流・噴石・火山灰などが発生する。マグマ爆発。→マグマ水蒸気爆発
まさつ‐ねつ【摩擦熱】
摩擦によって発生する熱。正確には相対的に運動している物質間にはたらく動摩擦により、運動エネルギーの一部が失われ、熱として散逸する。マッチの発火や自動車などのブレーキをはじめ、固体間だけではなく、...
まじんのうみ【魔神の海】
前川康男の児童文学作品。昭和44年(1969)刊。挿絵はアイヌ民族彫刻の第一人者、床(とこ)ヌブリ。寛政元年(1789)に発生したアイヌ民族による武力蜂起事件「国後(くなしり)・目梨(めなし)の...
マス‐ギャザリング【mass gathering】
大勢の集まり。群衆。 [補説]日本集団災害医学会では「一定期間、限定された地域において、同一目的で集合した多人数の集団」と定義。集団災害の発生や救急患者の増加などのリスクが高まると指摘している。