しら・げる【精げる/白げる】
[動ガ下一][文]しら・ぐ[ガ下二] 1 玄米をついて白くする。精白する。「玄米を—・げる」 2 細工物などを磨いて仕上げをする。「婆あさんが倅の長次郎に—・げさせて持って来た、小さい木札に」〈...
しら‐こ【白子】
1 雄の魚の腹にある乳白色をした精巣。タラ・アンコウなどのものは食用にする。 2 先天的にメラニン色素が欠乏していて、皮膚・粘膜・頭髪などが白色である個体。アルビノ。しろこ。
しらこ‐ばと【白子鳩】
ハト目ハト科の鳥。全身白みがかった淡褐色で、くびの後ろに黒い輪模様がある。南ヨーロッパ・北アフリカから南アジアに分布。日本では埼玉県に生息し、天然記念物。
しら‐ごえ【白声/素声】
《「しらこえ」とも》 1 平曲で、節をつけずに朗読するように語ること。 2 能で、乱拍子(らんびょうし)の小鼓や懺法(せんぼう)の太鼓を打つときに発する掛け声。 3 日本芸能の発声法の一。一種の...
しら‐ごしらえ【白拵え】
矢の白篦(しらの)に白羽をつける作り方。また、その矢。
しらさき‐かいがん【白崎海岸】
和歌山県中西部、日高郡由良町にあるリアス式海岸。紀伊水道に面して約1キロメートル続く。石灰岩の白い奇岩が散在して海に突出する景勝地。
しら‐さぎ【白鷺】
サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。コサギ・チュウサギ・ダイサギなど。はくろ。《季 夏》「—の佇(た)つとき細き草掴(つか)み/かな女」
しらさぎしゅう【白鷺集】
金子薫園の歌集。昭和12年(1937)刊。
しらさぎ‐じょう【白鷺城】
姫路城の異称。
しら‐さや【白鞘】
《「しらざや」とも》白木作りの刀の鞘。